東京タクシーセンターについて 業務のご紹介ABOUT TOKYO TAXI CENTER

  • 登録・研修・試験
  • 指導
  • 乗り場施設の
    設置・運営
  • 苦情・要望
  • 表彰・評価制度

登録

東京特定指定地域(特別区、武蔵野市及び三鷹市)の法人タクシー運転者は、タクシー業務適正化特別措置法によって東京タクシーセンターに登録することが定められています。

 法人タクシー運転者は運転者証の交付を受け、個人タクシー事業者は事業者乗務証の交付を受け、それぞれ車内に表示しなければ営業できません。

 東京特定指定地域(特別区、武蔵野市及び三鷹市)における令和4年度末現在の登録運転者数は61,069人で、運転者証の交付数は48,515枚でした。事業者乗務証の交付数は9,574枚となっています。

令和6年2月末

法人の登録運転者数 61,460(2,062)人 平均年齢は57.4歳 法人の運転者証交付数 50,661(1,540)人 平均年齢は57.1歳 個人事業者の事業者乗務証交付数 9,099(74)人 平均年齢は64.1歳

※( )内の数字は女性の人数を示す。

登録手続きについて

研修

タクシー運転者の資質の向上、並びに事故防止のための交通安全意識の高揚を図ることを目的に、タクシー営業に必要な基本的な法令・安全・接遇・地理についての講習を行っています。

現在、新規講習、命令講習、命令研修、適正化研修、自主一般研修、自主UD研修、新人特別接遇研修、自主UD英語研修及び特別研修を行っています。

研修について

試験

東京特定指定地域(特別区、武蔵野市及び三鷹市)でタクシー運転者になるには、東京タクシーセンターで事務を代行し実施している「輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する試験」(タクシー事業に係る法令、安全及び接遇)に合格しなければなりません。

出題は筆記試験により45問出題され、合格基準は36問以上の正解(正答率80%)となっています。

試験について

指導

運送の引受けの拒絶など利用者利便を阻害する違法行為の防止・是正など、タクシー営業の適正化を図ることを目的とした街頭指導を行っています。このほか、法人事業者、個人事業者団体などを巡回して運転者を対象に利用者利便の向上と運送の安全性及び資質の向上を図るための講習会を実施するとともに、管理者などを対象に運転者教育の徹底を図るための講習会などを開催しています。

街頭指導

街頭指導については、運送の引受けの拒絶などの利用者利便阻害行為防止のため、指導車により指導員が3交代勤務、24時間体制で指導を実施しています。

主要ターミナル駅や繁華街を重点とした違法行為の防止、是正指導を実施するほか、銀座、新橋地区等で不適正な営業を繰り返す常習車両に対する是正指導を実施しています。

講習会

タクシー営業の正常化に向けて、運転者教育の徹底を図るため、苦情などの具体的問題点の防止策・改善策などについて管理者講習会、センター指導協力員報告会及び実務の担当者講習会を実施しています。

運転者の資質向上のための教育施策として実施している巡回指導は、午前中2組、午後2組の派遣体制を整え、視聴覚教材等を活用して各事業所を巡回し、運転者教育を行っています。

小さな親切運動本部への推薦

利用者等から感謝された運転者の行為について、「小さな親切」運動本部へ推薦しています。

環境美化運動の実施について

タクシーセンターでは主要な駅のタクシー乗り場及びタクシー待機所などにおいて運転者に対する環境美化への啓発を目的に事業者・関係団体の協力のもと清掃活動を行っています。

過去の実施場所はこちら

乗り場施設

タクシー利用者の利便向上を図るため、タクシー乗り場の新設と改良、タクシーシェルター(屋根を備えているタクシー乗り場施設)の建て替え、タクシー乗り場のバリアフリー化、太陽光発電を利用した点灯式標識にLED照明を取り入れるなど環境対策にも配慮しながら、乗り場施設の整備・充実に努めています。

優良タクシー乗り場

優良タクシー乗り場とは、安全・サービスの両面において一定の評価を受けた運転者・事業者が入構するタクシー乗り場です。

優良タクシー乗り場への入構が認められるのは、(公財)東京タクシーセンターの優良運転者表彰を受けた運転者、法人タクシー事業者のサービス等に関する評価制度の優良事業者に所属する運転者であり、且つ、優良表示を掲出した車両、並びに個人タクシーの最高位「マスター(みつ星)」となります。

現在、13地区27箇所のタクシー乗り場を優良タクシー乗り場として運用しています。

優良タクシー乗り場のご案内はこちらから

EV・HVタクシー乗り場

タクシー事業においては、公共交通機関の社会的使命の一つとして環境対策に積極的に取り組むため、低公害車の普及促進に努めることが求められていることから、関東運輸局及びタクシー業界団体と連携を図り、電気自動車やハイブリッド自動車といった環境に優しいタクシーを入構対象としたEV・HVタクシー乗り場を設置・運営(開始日:平成23年10月3日)しています。

EV・HVタクシー乗り場のご案内はこちらから

羽田空港の乗り場運営

羽田空港では、第1タクシー待機所内にコントロールセンターを設置し、LEDによる出庫予告表示器等の電子機器により第1・第2旅客ターミナルのタクシー乗り場に適切な空車の配車を行っています。

第5優良タクシー乗り場については24時間化に対応した業務運営を行い、円滑な乗り場運営に努めています。

羽田空港タクシー乗り場のご案内はこちら

羽田空港 第1・第2ターミナル(国内線)・第3ターミナル(国際線)別一日平均稼働台数の推移はデータライブラリーをご覧下さい。

苦情・要望

タクシー利用者等から寄せられる苦情・要望等の受付は、電話及びインターネットホームページにて対応し、適切・迅速なる処理に努めています。

なお、電話での受付については、用件別に分別機能を有するアンサーリングシステムにより対応しています。

苦情・要望はこちらから

優良運転者表彰

(公財)東京タクシーセンターの優良運転者表彰は、東京都特別区・武三交通圏(武蔵野市及び三鷹市)のタクシー運転者で、道路運送法等に違反がなく接客態度良好で他の模範となる運転者を表彰するものです。

法人タクシー事業者の安全・サービス等に関する評価制度

法人タクシー事業者の安全・サービス等に関する評価制度(略称:タクシー評価制度)は、(公財)東京タクシーセンターの取り扱う指導事案及び苦情事案、利用者の求める情報として接客サービスに関する情報や安全に関する情報、経営面及び運転者の資質に係る要素を評価対象項目とし、これらを「接客・サービス」、「安全・運行管理」、「経営姿勢」の3面から評価するものです。

令和4年度の法人タクシー事業者の評価結果はこちらから